見晴らし屋

富士吉田市在住の画家 前田こうせい氏の原画展を開催しています。
前田氏は、地元 富士河口湖町出身。高校卒業後に上京して虫プロダクションに入社し、手塚治虫氏の師事を仰いだ後、独立。国民的アニメ「まんが日本むかし話」の製作に参加し、1979年の放送開始からの16年間に、アニメーター、演出家として90本もの作品を手がけました。
趣のある2階建ての館内には、誰もが一度は見たことがある「まんが日本昔ばなし」の原画をはじめ、富士山や木花咲耶姫命(このはなのさくやひめ)をテーマにした大作や、わらべや河童を描いた墨絵などが数多く展示してあります。また、懐かしい「まんが日本昔ばなし」もビデオ上映されています。
一方、2階には名前の由来ともなった見晴らしの良い大窓があり、見事な富士山や四季折々の里の風景を眺めることができます。気持ちの良い板の間で、作品と対峙しながらゆったりとしたひとときを過ごすのも一興です。
館内には前田氏の工房もあり、運が良ければ前田氏本人と交流できるのも魅力です。
ユーモラスな描写で見る者の心を和ませる前田こうせいワールドを、存分にお楽しみください。

前田こうせい略歴

1950年山梨県富士河口湖町生
1969年虫プロダクション入社
1979年から愛企画・テレビシリーズ「まんが日本昔ばなし」で作画と演出を担当。
約16年間に90本の作品を手掛ける。
1985年同テレビシリーズ10周年記念・劇場用長編「ごんぎつね」監督
1991年 学研・大阪映画「白い馬(馬頭琴)」監督
1992年初個展「四十雀」を開催。以後、墨絵を描きはじめる
1995年より「ふじごこふるさとむかしばなし」全3集、勝山村「ふるさと史話」など製作
2001年「サンリオビデオ名作シリーズ」演出・作画
2002年東映教育「世界一美しい ぼくの村」「ぼくの村にサーカスがきた」監督
2003年虫プロ「トキ 縄文・弥生・奈良・江戸時代」演出・作画など、長年にわたり、多数の作品を手掛ける。
山梨県立美術館「今の昔展」(2009)河口湖美術館企画展「北麓アートファイル2010」(2010)をはじめ、各地で個展を開催。
2015年神戸芸術工科大学・客員教授就任 現在に至る。

前田こうせい氏のHPはこちら

前田康成・今ちょっと昔ばなし

現在9:30~16:30(最終入場16:00)にて営業中!