砂防資料館

日本は世界的に見ても自然災害が多い国です。近年も、地震、大雨、洪水など、さまざまな災害が起こり、各地で甚大な被害が報告されています。
災害は多くの人々に、深い悲しみと心の傷を残します。根場地区でも、一瞬にして集落を壊滅に追い込んだ台風26号災害から40年の時を経て、ようやく「西湖いやしの里根場」を建設するに至りました。そしてその際に、自分達と同じような思いをする人々を生まないためにも、土砂災害で多くの命や家屋財産が奪われた経験を展示し、多くの人々に災害について学び、防災意識を高める機会としてもらおうと、国土交通省との連携のもとで作られたのが、この砂防資料館です。
館内には、1966年9月の土砂災害の様子や、悲しみを乗り越え、力強く復興していく過程が写真パネルで展示されている他、災害に関するビデオ上映や、新聞資料、書籍なども揃えてあり、2020年から始まった小中学校における防災教育の教材としてもご活用いただけます。

営業時間9:30~16:30(最終入場16:00)